インドから近いけど、全然違うスリランカ
リゾート滞在は終わり、スリランカに来ている。
まず来るまでに感じた事は、移動における静けさ。
インドからスリランカ、スリランカからリゾート、リゾートからスリランカ、と、インド人と日本人がほぼいない航空便を使った。
インド便のいつもの喧騒に慣れていると、帰国時にANAを使った時に「なんて穏やかな空の旅なんだろう…」と感じるのだが、今回の空の旅もまた、とても落ち着いてリラックスできるものだった。
これまではANA便は、日本人が乗る便だから静かなんだろう、と思っていたが、今回インド人も日本人もいない便に数便乗ってみて、なんのことはない、インド人が主な乗客の便がうるさ過ぎるんだ、ということに気付いた。
飛行機が動き出してもまだ携帯で何かをわめき散らしているインド人、席をしょっちゅう立って近くの知り合い?と話し込むインド人(なんであらかじめ隣の席をとらないんだろう)、以前にも書いたが前の座席を蹴りまくる子供、我先に「水!」と水の確保をするインド人、そしてその対応に忙しくなぜか切れ気味のインド人CA。
インドの、特に国内線は、改めて思い返すと騒々しい。
さて。
到着したスリランカ。まず空港まわりがうるさくない、うんこもなく臭くない、なかなか快適である。
手配したガイドと一緒に移動。
スリランカには素晴らしい観光スポットがあるが、それぞれ場所が離れているため、それなりの移動時間が必要だ。
なので田舎道を延々車で走ることになるのだが、スリランカの道は田舎道のわりに舗装がしっかりしている。
インドより更に田舎なんだろうなぁ、と思っていたので、荒れたオフロード、を覚悟していたが、車で走る分にはインドのデコボコ道よりも全然快適だ。
うっとうしいスピードキラーもないし。
ただスリランカ人も運転は荒く、煽るし、ガンガン対向車線に飛び出して追い越すし、車間距離も近い。
自分はインドでその手の運転に慣れているので平気だったが、免疫のない同乗者は怖がっていた。
スリランカでは仏教が主なので、大仏さんが鎮座するお寺がたくさんあるので、日本人には多少とっつきやすいかもしれない。
道中バナナ畑、スパイスや紅茶農園を見たり、あるいは壮大な遺跡をまわったりと、折々で寄り道をしながら、ゆるりと旅行するには良いところだ。