さよならクソムンバイ

ここ数日はドバイもはさみつつ、バタバタと帰任準備をしていた。


今、空港のカフェから最後の投稿をしている。


帰任に向けては、心配していた銀行口座の閉鎖も特にひっかかることなく終わった。

コネを使ってICICIの支店長に話を通してもらったのが良かったのかもしれない。

普通は、円貨での引き出しや、海外送金には手間取る、というような話をよく聞いていたからだ。


滞在120日以上なら取得しておいた方が良いと言われる(この見解はコンサルや会見事務所によりけりでグレーなのがインドらしいところだった…)ITCCもギリギリ間に合った。

これでイミグレでFRRO返しちゃったけど、あとあと問い合わせが入っても何も問題がなくなる。


家の退去や携帯やネットなどの退会手続きも、まわりのインド人に助けてもらって滞りなく終わった。

加入の時の方がややこしかったが、意外と去る時はスムーズであった。

こちらがこなれていたのも大きいとは思うが。


余った日本食を同じマンションの友人にあげたらテンション上げて喜んでくれた。

特に、きゅうりのキューちゃん(笑)

やっぱり、大人気。


最後、事務所出る際、メンバーのことや、これまでを振り返っていると、月並みの別れなはずなのに、涙腺がゆるんだ。


クソクソ思って、このブログでは人の目を気にせずに色々言ってきたけど、それでもインドでの仕事や生活はとても糧になったし、最後の方は楽しめるようになってきていた。


人生を振り返ったとき、確実に思い返すであろう、青春のひと時をインドは与えてくれた。

今となっては心からの感謝の気持ちしかない。


…今となっては、だが。



さよならクソインド。

さよなら、青春のクソムンバイ。